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岐阜県の社会保険労務士事務所、飛騨屋社労士事務所の平下です。
今回は組織開発を紹介したいと思います。
組織開発は一つの手法を指すわけではなく、様々な手法や考え方のまとまりです。
組織開発に取り組もうと考える会社さんは、社員がお互いに信頼し、協働し、活き活きと働く姿があまり見えなくなってきている会社さんが多いのではないでしょうか。
そもそも組織開発と人材開発の違いはなに?という方が多いと思いますが次の表の様に分けれます。
組織開発 | 人材開発 | |
目的 | 従業員間の関係性を高める事によって組織を成長させる | 個人の能力を高める事によって組織の成長をさせる |
対象 | 従業員間の「関係性」「相互作用」 | 従業員などの「人」 |
問題の原因 | 本人や上司、同僚との「関係性」が問題と考える | 対象になる「人」に原因がある |
施策 | 関係性に変化が起きるような施策を図る | 個人への育成施策を行う ・キャリア開発 ・社内研修 ・社内セミナー ・OJT |
ざっくりと次の表の様なものがあります。
従業員サーベイや社内アンケート、会議を通じて社内でどういった事が問題になっているかの意見を数多く集めます。
意見を数多く集めた中で、玉石混合の状態となっている意見を、建設的な意見のみに仕訳をします。
組織としてあるべき姿、目指す姿を検討します。集めた課題を見ながら設定する事によって施策も決めやすくなります。
実際に会社として、組織としてのあるべき姿が設定出来たら対応する施策を検討します。
会社単位、職場単位と可能な範囲で施策を設定する事をおススメします。
いつまでにどうやって施策を導入するかを決定し、施策を実施します。
半年や1年単位で施策を実施し、数値で測れるものは数値で、そうでなければ前回と同じサーベイを実施し比較します。
実際に組織開発をする際はどういった施策を導入すればいいか一例を紹介致します。
こちらは「カオナビ」をおススメ致します。
従業員管理や人事評価の見えるか、さらには評価履歴や性格などを記録しておけます。
気になる方は当事務所にご連絡頂ければ、簡単な面談で方向性を確認した後にカオナビさんとの3者ミーティングも可能です。
従業員同士の関係性への働きかけを通じて会社の成長を図る組織開発という考えはいかがでしょうか。
関係性が変わる事によって職場間の相互作用が働き会社の発展にも繋がるものです。
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